長沖
どっしりと静かに建つ
住所 | 石川県小松市安宅町タ140 | ||
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電話 | 0761-22-3838 | ||
FAX番号 | 0761-21-3345 | ||
営業時間 |
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休日 | 不定休 |
安宅の関のすぐそばで、日本海の幸を
風情豊か、且つダイナミックにいただく。
歌舞伎「勧進帳」で有名な「安宅の関」にほど近く、海の香ただよう静かな場所に建つ料亭。創業は明治の終わり頃。4代目の長沖一雄さんは「地場のものを使い、なるべく手を加えず、風情のある料理を作る」ことを信念としている。名物の「かに甲羅揚」と「和風しゅうまい」は全国発送も可。昼の食事は3000円〜、夜は5000円〜で、目の前に並ぶ旬の品々に、身も心も満腹になること請け合い。
店の名物「かに甲羅揚」の由来をうかがった。
戦後、小松市の初代市長・和田伝四郎氏は長沖を愛し、毎日のように通ったという。長沖では心を尽くしてもてなしたが、なにしろ毎日のことなので、飽きられないように違う品を出すのが大変。で、ある日しょうがなくて香箱ガニを甲羅揚げにした。というのも、香箱ガニは当時は山ほど水揚げされていて、処分に困って子どものおやつにされるほどだったのだ。長沖でも「もう出すものがない」と困り果てた末の、香箱ガニ甲羅揚げだった。ところが、和田伝四郎市長は大喜び。「うまいうまい」と、それこそ毎日食べ続ける勢いだったという。
以来、カニの甲羅揚げは長沖を代表する一品となった。今は、より大きなズワイガニの身をふんだんに使った甲羅揚を、解禁期間中の11月7日から3月31日まで提供している。この「かに甲羅揚」は全国発送も行っている。また小松空港でも販売している。電子レンジやオーブントースター等で温めるだけで、長沖自慢の味が楽しめるのがうれしい。
もう一つ、全国発送および小松空港で買うことができる品がある。それは「和風しゅうまい」。魚のすり身だけを使ったシュウマイで、揚げてよし、鍋に入れてよし。もちろん、そのまま食べても旨い。
このような大小の和室が18室
庭の眺めもすばらしい
テーブル席も用意されている
海の幸がふんだんに並ぶ
名物「かに甲羅揚」で一献
和風しゅうまい6個入り
玄関に東大寺二月堂の松明が…
アクセスマップ
- 駐車場
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30台
- 席数
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テーブル席数:100席
座敷席:100席