石川県立航空プラザ
外観
住所 | 石川県小松市安宅新町丙92 | ||
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電話 | 0761-23-4811 | ||
FAX番号 | 0761-23-4818 | ||
メール アドレス |
plaza@city.komatsu.lg.jp | ||
営業時間 |
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休日 | 年末年始(12月29日~1月3日) | ||
URL | https://komatsu-ccf.com/culture/aviation_plaza/ |
見て・触れて・体験して
日本海側唯一の航空機博物館
小松空港の目の前にある、日本海側唯一の航空博物館。平成7年に設立され、現在では年間25万人もの人が訪れる人気スポット。入館無料にもかかわらず、展示内容のボリュームに驚く人も少なくない。
エントランスホール
入口からエントランスホールに入るとまず目に飛び込んでくるのが、小型アクロバット飛行機の「ピッツS-2B」。日本人初の民間エアショーパイロット・ロック岩崎氏が操縦していた機体で、航空自衛隊の戦闘機パイロットから一転、自分の夢を叶えるためにエアショーパイロットに転身した彼の生き様とともに紹介されている。
2階展示場
平成28年12月末にリニューアルし、趣向を凝らした展示方法で興味深いものが多く、明るくお子様にもやさしい展示室となった。
あのライト兄弟よりも先に飛行機を考案した「日本航空史の父」と呼ばれる「二宮忠八」の「玉虫型飛行器」。1927年に莫大な懸賞金がかけられたニューヨーク~パリ間の無着陸飛行を単独で成し遂げて一躍世界的なヒーローになった「リンドバーグ」。その3年後にまだ飛行機の安全性が保証されず出入国も大変な時代にたった一人で70日間もかけてサンフランシスコからヨーロッパを経由して日本までの冒険飛行を成し遂げた石川県出身の世界的に有名な「東善作」などを紹介している。飛行機の歴史や原理、種類とその役割などをわかりやすく解説し、飛行機の魅力にふれることができる空間となっている。
体験型学習器材として、簡易型シュミレーターが『セスナ機、旅客機、F-15戦闘機、ヘリコプター、ピッツS-2B』の5台設置されていて、リアルな操縦体験が楽しめる(1回200円)。
1階小展示場
全日空が実際に使っていたYS-11型旅客機の実物のシミュレーターが設置されていて、本物のコクピットに座っての操縦が体験できる。難しそうだなと思ってもスタッフがちゃんと補助してくれるので何とか着陸までできる。YS-11というのは戦後初めて国産化された双発のターボプロップ旅客機で1964年の東京オリンピックの時に聖火を運んだのもこの飛行機だ。
同じ小展示場には、小松空港の施設や空港で活躍する人々や仕事を紹介するコーナーや視覚トリックで写真が撮れる記念撮影コーナー、お子様も楽しめるように表示内容もわかりやすくなった管制シミュレーターコーナー、5問答えるだけで空に関するお仕事の適性がわかる適性テストコーナーなど、空港全般の知識を深める学びのコーナーが加わった。
1階大展示場&ぶ~んぶんワールド
1階のメイン展示場に入ると、実物の航空機がずらりと並べられ、その横には国内最大級の室内大型遊具を備えたプレイエリア「ぶ~んぶんワールド」が設置されている。「ぶ~んぶんワールド」には飛行機型大型遊具の「飛ぶぅ~ん」と幼児向けの雲形クッション遊具「はねるぅ~ん」、その間にはプラズマカーが走り回る滑走路広場が設置されている。遊具は「ユニバーサルデザイン」になっていて、大人や子供そして障害者でも一緒に楽しめるのがうれしい。
メイン展示場には南極観測隊が使用していたスイス製の多用途機「ピラタスPC-6B」や航空自衛隊の曲技飛行チーム「ブルーインパルス」が使用していた「T-2型超音速高等練習機」。戦後1機だけ輸入された珍しいドイツ製多用途機「ドルニエDO28A」。それに女性パイロットによる日本記録を持っている人力飛行機「ゼフィルスベータ」など個性的な飛行機を間近に見ることが出来る。一部の飛行機にはスタッフの案内で実際に操縦席に座ることもでき、こどもの日や夏休みにはいろんな飛行機のコクピットを解放するイベントも行われている。
館内にフードコートは設置されていないが、エントランスを除き館内のベンチやソファで自由にお弁当を広げることができるということで、天気の悪い日や寒い冬、酷暑の夏場には特に来館者に喜ばれている。
航空プラザ航空教室
「飛行機はなぜ空を飛べるのか?」
そんな疑問に実験を交えて分かりやすく解説してくれる「航空プラザ航空実験教室」が開催されている。
どちらも対象は小学生以下の子供で、参加費は、航空実験教室は200円/1人となっている。所要時間は約1時間で、催行人数は40名。団体での申し込みを受け付けている。
B-747政府専用機貴賓室の展示
2019年(平成31年)3月に引退した前政府専用機B-747に設置されていた貴賓室の実物が、2階の展示室にて期間限定で展示されている。天皇陛下や歴代の首相が海外訪問される際の滞在スペースとして使われていた同機は引退後、航空自衛隊が無償貸与での展示場所を募集し、多数の応募の中から小松市が選ばれたもの。期間限定で展示されているので、ぜひ見学してほしい。
入館料
無料
シミュレーター
・YS-11型フライトシミュレーター:500円/1回
・簡易シミュレーター(5台):200円/1回
航空実験教室
参加費:200円/1人
対 象:小学生以下の子供
所要時間:約1時間
1回の催行人員は40名、団体でのお申込みをお待ちしております。
※研修室で別のイベントが開催されている場合は実施していません。事前にご確認ください。
ロック岩崎の「ピッツS-2B」
日本人作!人力飛行機「玉虫型飛行器」
見て触れて楽しめる航空機実物展示
南極観測用軽飛行機「ピタラスPC-6B」
「T-2ブルーインパルス」
イベントではコックピットの搭乗体験も
YS-11型フライトシミュレーター
セスナのフライトシミュレーター
エアーショップ「クルーズ」
B-747政府専用機貴賓室展示
アクセスマップ
- アクセス
- ・小松空港前
・JR小松駅から車で約10分
・小松ICから車で約7分
・小松空港から徒歩で約5分 - 駐車場
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100台
大型バス(5台)駐車可 - 多目的トイレ
- あり
- バリアフリー
- 対応
- 備考
- 多目的トイレ(障害者用)あり