小松市立宮本三郎ふるさと館
外観
住所 | 石川県小松市松崎町16-1 | ||
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電話 | 0761-43-3032 | ||
FAX番号 | 0761-43-3032 | ||
メール アドレス |
msm@city.komatsu.lg.jp | ||
営業時間 |
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休日 | 月 月曜日が祝日にあたるときはその翌日 祝日の翌日 年末年始 展示替え期間中 ※ただし展覧会によっては変更する場合があります。 |
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URL | http://www.kcm.gr.jp/miyamotosaburo |
色の魔術師が生まれた地
宮本三郎ふるさと館のある小松市松崎町は、宮本三郎画伯が生まれた地だ。宮本三郎を愛する人々にとって、この地は「聖地」となっている。作品はもちろん、彼が生前使用していた画材や家具類を使って再現されたアトリエを見る事ができる。
企画展、特別展では、収蔵品や宮本三郎に関連のある作品を紹介しており、宮本三郎がふるさとに寄せた強い想いが感じられる。特別展に併せて講演会やコンサートが開催されることもある。
町の人が寝ずの番で守りぬいた!
ここ宮本三郎ふるさと館ができるまでには、ちょっとした感動秘話がある。
宮本三郎画伯が亡くなったのは1974年のこと。翌年、作品は松崎町内会へ寄贈され現在のふるさと館の向かいの場所に「宮本三郎画伯記念室」ができた。町内の人々は光栄なことだと喜び、盗まれたり火事で燃えてしまわないように、町内の宝として作品を守ろうと一致団結。宿直表を作り、町内の20軒でまわして毎日交替で寝ずの番をした。それは5年間、1日も休むことなく続いたという。当番の人は、夜中じゅう作品を眺めることができたので、贅沢な時を過ごしたともいえる。ちなみに、その時の宿直表は今でも残っている。町内の誇りを守った証だ。その後、寝ずの番のことを知った遺族が大変喜び、5年後の1980年、小松市政40周年記念の時に作品を市に寄託され小松市立博物館の分館として「宮本三郎記念美術館」が開館した。町内の人は寝ずの番から解放され、安堵半分、寂しさ半分だったのではないだろうか。
そして2000年11月に、「宮本三郎美術館」の分館としてリニューアルオープンし、現在に至る。
また、今はもうないが、かつての生家だった場所も目と鼻の先にある。ここは、宮本三郎の育った町を知り、感じることができる唯一の場所だ。この地を訪れたなら、作品を鑑賞するのとはまた違った角度から、宮本三郎を知ることができるだろう。
入館料
入館無料
※ただし特別展についてはその都度定めます。
★こまつミュージアムパスポート
1週間券(有効期限:最初に利用した日を含む1週間) 500円
年間券(有効期限:年度末3月31日まで) 1,500円
※対象11施設の平常展を有効期限内であれば何度でもご覧いただけます。
内観
ここから白山連峰が見られるかも…
再現されたアトリエ
絵の具の盛られたパレット
オシャレなテーブル
アクセスマップ
- アクセス
- ・JR北陸本線「小松駅」からタクシーで約20分
・北陸自動車道「小松IC」から約15分、
・小松空港からタクシーで約10分
・小松駅から粟津方面行きバスで「串町」下車徒歩20分 - 駐車場
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5台
- 多目的トイレ
- あり
- バリアフリー
- 対応